ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第3期 2008年 [F1 ホンダ 栄光と苦難の歴史]
ホンダがF1で歩んだ栄光と苦難の歴史を見ていきましょう。 ホンダは、F1初参戦の1964年から順調に歴史を刻んできたのではない。 参戦しては休止。 フルコンストラクターだったりエンジンサプライヤーだったりと紆余曲折しながらの歩みであった。 第3期は、1992年の第2期の休止から8年という長い月日が過ぎていた。 |
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◇2008年◇ ホンダ |
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2000年からF1参戦第3期をスタートさせ、9シーズン目、フルコンストラクターズ3シーズン目に入ったホンダ。 結果的に第3期の終焉を迎えるシーズンとなる。 名テクニカルディクレクターのロス・ブラウンをチーム代表として招聘し、大いなる巻き返しを図る。 エンジン開発が規則で“凍結”されるなどしていたこともあり、世は完全に空力主導時代。 ノーズ先端に装着する“ダンボウイング”を考案したり、流行のシャークフィン(ドーサルフィン)を採用したりするなど、ブラッシュアップを重ねていった。 翌09年には空力を中心にテクニカルレギュレーションが大きく変わる。 ブラウンは開発リソースを09年マシンへと集中させる策にシフトしていたのだ。 しかし、RA109はサーキットを走る事は無かった。 その為、シーズン後半での巻き返しは出来なかった。 極めて残念なことに、08年秋のリーマンショック発生等に伴う世界的な景況悪化の影響もあり、Hondaは08年シーズンを限りに第3期F1活動を終息させざるを得ない状況となる。 Honda Racing F1 Teamの資産は、全てチーム代表に格安でロス・ブラウンに譲渡された。 2009年ブラウンGPという新チームとして再起し、09年のF1に参戦 初参戦で見事ダブルチャンピオン獲得を果たした。 勿論、シャーシはRA109だった事は間違いないだろう。 |
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◇RA108◇ ホンダ |
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◇特 徴◇ |
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・インダクションポッド後方からリヤウイングへの整流を狙ったシャークフィン |
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・階段状のバージボード |
・“チューリップ”“ダンボウイング”などと形容されたノーズ上のアッパーウイングがRA108の外観上の大きな特徴となった。 |
・スプーン状にえぐられた形状のフロントウイングとそれに被さるように下垂したフロントノーズ |
・カラーリング |
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◇スペック◇ |
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☆シャーシ | |
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型番 | RA108 |
デザイナー | ヨルグ・ザンダー ロイック・ビゴワ |
車体構造 | カーボンファイバー ハニカム コンポジット モノコック |
モノコック重量 | ----------- |
全長+全幅+全高 | 4,700mm+1,800+950mm |
トレッド(前/後) | 1,460mm/1,420mm |
ホイールベース | 3,210mm |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン プッシュロッド トーションスプリング |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン プッシュロッド トーションスプリング |
ダンパー | ショーワ |
トランスミッション | ホンダ製 カーボン コンポジット, 7速, シーケンシャル セミAT ハイドロリック |
クラッチ | ザックス |
ブレーキキャリバー | アルコン・ブレンボ |
ブレーキディスク・パッド | ブレンボ・ヒトコ |
ステアリング | ------------ |
ホイール | BBS 鍛造マグネシウムホイール |
ホイール幅 | ------------ |
タイヤ | ブリヂストン ポテンザ |
燃料タンク | ATL製 |
ラジエター | ---------- |
車両重量 | 605 kg |
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☆エンジン | |
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エンジン名 | ホンダRA808E |
気筒数・角度 | 水冷90度V型8気筒NA |
排気量 | 2400cc |
最大馬力 | 700馬力以上 |
最高回転数 | 19,000 RPM |
ボア×ストローク | ---------- |
ブロック素材 | ---------- |
バルブ | 4バルブ/ニューマチックバルブシステム |
スロットル制御 | 電子油圧制御 |
イグニッション | ホンダPGM-IG |
インジェクション | ホンダPGM-FI |
スパークプラグ | NGK |
オイル | ENEOS |
燃料 | エルフ |
重量 | ---------- |
◇戦 績◇ |
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GP参戦数 | 18回 |
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GP優勝 | 0回 |
ドライバー (ランキング) |
ジェイソン・バトン(18) ルーベンス・バリチェロ(14) |
コンストラーズ | 9位 |
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◇2008年◇ スーパーアグリ |
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2007年シーズンにホンダが使用したRA107をベースに、リヤ周辺をRA108と共通のパーツを使用、そのほかの空力パーツの一部をスーパーアグリによるオリジナルのものを使用している。 サイドポッドのボーダフィンは、シーズンオフのテストで試された後方排気口(チムニーダクト)との一体型を採用している。 フロントウイングは、今までのスーパーアグリF1のマシンにはない3枚フラップのものを装着 トルコGPを前にして、十分な資金調達が不可能と判断、チームは撤退を決め、SA08Aは最後のマシンとなってしまった。 |
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◇SA08A◇ スーパーアグリ |
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◇特 徴◇ |
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・ホンダRA107にオリジナルの空力パーツを採用している。 |
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◇スペック◇ |
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☆シャーシ | |
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型番 | SA08A |
デザイナー | ---------- |
車体構造 | カーボンファイバー ハニカム コンポジット モノコック |
モノコック重量 | ----------- |
全長+全幅+全高 | 4,680mm+1,800+950mm |
トレッド(前/後) | 1,450mm/1,400mm |
ホイールベース | 3,165mm |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド トーションスプリング |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド トーションスプリング |
ダンパー | ショーワ製 |
トランスミッション | 7速 シーケンシャル セミAT |
クラッチ | ザックス |
ブレーキキャリバー | alcon |
ブレーキディスク・パッド | ヒトコ |
ステアリング | ------------ |
ホイール | BBS |
ホイール幅 | ------------ |
タイヤ | ブリヂストン |
燃料タンク | ATL |
シートベルト | タカタ |
車両重量 | -------- |
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☆エンジン | |
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エンジン名 | ホンダRA808E |
気筒数・角度 | 水冷90度V型8気筒NA |
排気量 | 2400cc |
最大馬力 | 700馬力以上 |
最高回転数 | 19,000rpm |
ボア×ストローク | 97.0mm×40.52mm |
ブロック素材 | ---------- |
バルブ | ---------- |
スロットル制御 | 電子油圧制御 |
イグニッション | ホンダPGM-IG |
インジェクション | ホンダPGM-FI |
スパークプラグ | NGK |
オイル | ENEOS |
燃料 | ENEOS |
重量 | ---------- |
◇戦 績◇ |
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GP参戦数 | 4回 |
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GP優勝 | 0回 |
ドライバー (ランキング) |
佐藤琢磨(-) アンソニー・デビッドソン(-) |
コンストラーズ | --位 |
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◇マクラーレン F1GP全戦歴
◇2015 レギュレーション
◇2015マクラーレン・ホンダMP4-30 スペック公開
◇2015 マクラーレン・ホンダMP4-30 参戦日程
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