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ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第3期 2007年 [F1 ホンダ 栄光と苦難の歴史]

ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第3期 2007年
ホンダがF1で歩んだ栄光と苦難の歴史を見ていきましょう。

ホンダは、F1初参戦の1964年から順調に歴史を刻んできたのではない。

参戦しては休止。
フルコンストラクターだったりエンジンサプライヤーだったりと紆余曲折しながらの歩みであった。

第3期は、1992年の第2期の休止から8年という長い月日が過ぎていた。



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◇2007年◇
ホンダ
2000年からF1参戦第3期をスタートさせ、8シーズン目、フルコンストラクターズ2シーズン目に入ったホンダ。

昨年は、念願の第3期での初優勝を果たした。
信頼性も格段に向上し、完走率も格段にアップした。(05年62%→06年81%)
だが、前半でのもたつきが響きコンストラクター4位に留まった。

今季は、開幕ダッシュをして、コンストラクター1位を目指したいところだ。

そんな思い出挑んだが、空回りしてしまったのだろうか?
終始快争いに甘んじる結果となり、バリチェロに至っては、0ポイントとなってしまった。
ボディカラーも一新され、真っ黒なベースに地球をあしらってもので、地球環境問題を表現しているのだという。

マシン開発面では、2006年にジェフ・ウィリスを解雇したため、合議制によりマシンがデザインされたが、リーダーシップ不在により迷走し、失敗作となった。

後に、バリチェロが、「新導入した風洞実験装置に問題があり、それがシーズンの低迷につながったとのことである。空力的に敏感すぎる性質があり、コーナー入口でアンダーステア、出口でオーバーステアが出る症状に苦しめられた。」語っている。

今年から、ミシュランが撤退してブリヂストンの1メークになったのも、ホンダにとっては低迷の要因となった。

この年から施行された回転数制限(上限1万9000rpm)も、ホンダにとってはひとつのアドバンテージを失う事に繋がったのではないだろうか。

ホンダエンジンと言えば、ブン回してなんぼといったイメージなのに、回転数に上限付けられたら、苦しいですよね。設計思想が変わってしまいますからね。

そんなこんなで、沈んだ一年となりました。

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◇RA107◇
ホンダ


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◇特 徴◇
・カラーリング

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◇スペック◇
☆シャーシ
型番 RA107
デザイナー ヨルグ・ザンダー
ロイック・ビゴワ
車体構造 カーボンファイバー モノコック
モノコック重量 -----------
全長+全幅+全高 4,700mm+1,800+950mm
トレッド(前/後) 1,460mm/1,420mm
ホイールベース 3,165mm
サスペンション(前) プッシュロッドトーションスプリング
サスペンション(後) プッシュロッドトーションスプリング
ダンパー ショーワ
トランスミッション 縦置き7速セミオートマチック
カーボンファイバー製
ケーシング
クラッチ ザックス
ブレーキキャリバー アルコン
ブレーキディスク・パッド ヒトコ
ステアリング ------------
ホイール BBS
ホイール幅 ------------
タイヤ ブリヂストン
燃料タンク ATL製
ラジエター 昭和電工
車両重量 未発表

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☆エンジン
エンジン名 ホンダRA807E
気筒数・角度 水冷90度V型8気筒NA
排気量 2400cc
最大馬力 700馬力以上
最高回転数 ----------
ボア×ストローク ----------
ブロック素材 ----------
バルブ ----------
スロットル制御 ----------
イグニッション ホンダPGM-IG
インジェクション ホンダPGM-FI
スパークプラグ NGK
オイル ENEOS
燃料 エルフ
重量 ----------

◇戦  績◇
GP参戦数 18回
GP優勝 0回
ドライバー
(ランキング)
ジェイソン・バトン(15)
ルーベンス・バリチェロ(-)
コンストラーズ 8位





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◇2007年◇
スーパーアグリ
シーズン前のテストでは、ホンダ栃木研究所と協力して開発された「SA06B」を使用し、それをベースに「SA07」が製作された。

「SA06B」はホンダのRA106と酷似しており、”カスタマーシャーシ問題”に発展した。

ホンダとの協力製作したシャーシで、しかも、ホンダ製のエンジンを搭載するためのシャーシだから、酷似して当然の事ですよね。

2010年からカスタマーシャーシの使用は禁止される事になる。

それにより、スーパーアグリはオリジナルシャーシを作成する為の施設、人材を急遽集める必要性に迫まれた。

下位争いではあるが、シーズン終盤まで、ポイントでホンダをリードしていた。

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◇SA07◇
スーパーアグリ


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◇特 徴◇
・ホンダRA106をベースに開発

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◇スペック◇
☆シャーシ
型番 SA07
デザイナー ピーター・マックール
車体構造 カーボンファイバー モノコック
モノコック重量 -----------
全長+全幅+全高 4,680mm+1,800+950mm
トレッド(前/後) 1,460mm/1,420mm
ホイールベース 3,135mm
サスペンション(前) ウィッシュボーン, プッシュロッド トーションバー ダンパー. 機械式アンチロールバー
サスペンション(後) ウィッシュボーン, プッシュロッド トーションバー ダンパー. 機械式アンチロールバー
ダンパー オーリンズ
トランスミッション スーパーアグリ 7速 エレクトロ・ハイドロリック
クラッチ ザックス
ブレーキキャリバー alcon
ブレーキディスク・パッド ヒトコ
ステアリング ------------
ホイール BBS
ホイール幅 ------------
タイヤ ブリヂストン
燃料タンク ATL
シートベルト タカタ
車両重量 --------

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☆エンジン
エンジン名 ホンダRA807E
気筒数・角度 水冷90度V型8気筒NA
排気量 2400cc
最大馬力 700馬力以上
最高回転数 19,000rpm
ボア×ストローク 97.0mm×40.52mm
ブロック素材 ----------
バルブ ----------
スロットル制御 電子油圧制御
イグニッション ホンダPGM-IG
インジェクション ホンダPGM-FI
スパークプラグ NGK
オイル ENEOS
燃料 ENEOS
重量 ----------

◇戦  績◇
GP参戦数 18回
GP優勝 0回
ドライバー
(ランキング)
佐藤琢磨(17)
アンソニー・デビッドソン(-)
コンストラーズ 9位





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