ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第2期 1991年 [F1 ホンダ 栄光と苦難の歴史]
ホンダがF1で歩んだ栄光と苦難の歴史を見てい きましょう。 ホンダは、F1初参戦の1964年から順調に歴史を 刻んできたのではない。 参戦しては休止。フルコンストラクターだったり エンジンサプライヤーだったりと紆余曲折しなが らの歩みであった。 第2期は、1968年の休止から15年という長い月日 が過ぎていた。 |
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◇1991年◇ マクラーレン |
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この年、ホンダ創業者本田宗一郎が亡くなった。 ホンダは満を持してV12エンジンを投入した。 前年のV10に比べ-5.5kg+55bhpを実現していた。 開幕4連勝を飾るが、開幕前のテストの時点からセナは、エンジンのパワー不足を訴え続け、日本のメディアを見付ては『もっとパワーを!』と訴え続けた。 シーズン中盤からは、セナの予言通りウイリアムルノーの追従に苦しめられた。 フロントサスペンションにプッシュロッドを採用した。 外観は、エンジンがV12になった事と、燃料タンクが大きくなった事で、一回り大きくなった印象がある。 第10戦からは軽量シャーシ、エンジン共に改良版を投入し、2連勝した。 鈴鹿では、ノーズの先端を延ばした新型シャシーを投入。これによって空力性能は飛躍的に向上し鈴鹿では圧勝した。 |
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◇MP4/6◇ |
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◇特 徴◇ |
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・V12エンジン |
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・昨年寄り一回り大きくなった外観 |
・フロントサスペンションにプッシュロッド採用 |
・サイドポンツーン横のエア抜きが小さくなった |
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◇スペック◇ |
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☆シャーシ | |
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型番 | MP4/6 |
デザイナー | ニール・オートレイ |
車体構造 | 高モジュールカーボンファイバー/ハニカムモノコック |
全長×全高 | 4496mm×2120mm×965mm |
ホイールベース | 2972mm |
トレッド(前/後) | 1824/1669mm |
サスペンション(前) | ダブルウイッシュボーン+プッシュロッド(縦置きコイルスプリング)/ダンパー |
サスペンション(後) | ダブルウイッシュボーン+プッシュロッド(垂直置きコイルスプリング)/ダンパー |
タイヤ(前) | 13インチ(ホイールリム) 12インチ |
タイヤ(後) | 13インチ(ホイールリム) 16.3インチ |
ブレーキ | ブレンボ/カーボンインダストリーズ |
トランスミッション | マクラーレン製横置き6速 |
車両重量 | 505kg |
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☆エンジン | |
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エンジン名 | RA121E |
形式 | 水冷60度V型12気筒 |
総排気量 | 3497cc |
ボア×ストローク | 86.5mm×49.6mm |
圧縮比 | 12.15 |
最高出力 | 735ps以上/13500rpm |
バルブ形式 | DOHC 4バルブ |
バルブスプリング | ダブルコイルスプリング |
燃料供給方式 | PGM-FI 2インジェクター |
燃料噴射ポンプ | 電動ポンプ+ギヤポンプ |
点火方式 | CDI |
スロットル形式 | 12連バタフライ式スロットルバルブ可変吸気管長システム(第11戦目より投入) |
重量 | 154kg |
◇戦 績◇ |
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GP参戦数 | 16回 |
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GP優勝 | 8回 |
ドライバー (ランキング) |
アイルトン・セナ(1) ゲルハルト・ベルガー(4) |
コンストラーズ | 1位 |
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◇1991年◇ ティレル |
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前年のV10エンジンを供給。(勿論そのままではない) シャーシは、前年から採用されたハイマウントノーズで、現在の空力思想の先駆けとなった。 当時のティレルは、資金難に陥っており、ホンダエンジンを載せる為の開発資金が無かった。 その為、重量バランスを代表に、エンジンとシャーシとのバランスが取れなかった。 外観は、カラーリングと相まって非常に精悍なフォルムである。 |
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◇020◇ |
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◇特 徴◇ |
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・ハイマウントノーズ |
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・V10エンジン |
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◇スペック◇ |
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☆シャーシ | |
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型番 | 020 |
デザイナー | ジョージ・ライトン |
車体構造 | カーボンファイバーモノコック |
全長×全高 | 未発表 |
ホイールベース | 2940mm |
トレッド(前/後) | 1800/1670mm |
サスペンション(前) | プッシュロッド+モノショック/プッシュロッド |
サスペンション(後) | プッシュロッド+モノショック/プッシュロッド |
タイヤ(前) | ピレリ |
タイヤ(後) | ピレリ |
燃料タンク | 未発表 |
トランスミッション | ティレル製横置き6MT |
車両重量 | 未発表 |
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☆エンジン | |
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エンジン名 | RA101E |
形式 | 水冷72度V10 DOHC |
総排気量 | 3498cc |
ボア×ストローク | ― |
圧縮比 | ― |
最高出力 | ― |
燃料供給方式 | Honda PGM/F1 |
◇戦 績◇ |
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GP参戦数 | 16回 |
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GP優勝 | 0回 |
ドライバー (ランキング) |
ステファノ・モデナ(8) 中嶋悟(15) |
コンストラーズ | 6位 |
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◇マクラーレン F1GP全戦歴
◇2015 レギュレーション
◇2015マクラーレン・ホンダMP4-30 スペック公開
◇2015 マクラーレン・ホンダMP4-30 参戦日程
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