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ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第2期 1988年 [F1 ホンダ 栄光と苦難の歴史]

ホンダF1 栄光と苦難の歴史 第2期 1988年
ホンダがF1で歩んだ栄光と苦難の歴史を見てい
きましょう。

ホンダは、F1初参戦の1964年から順調に歴史を
刻んできたのではない。

参戦しては休止。フルコンストラクターだったり
エンジンサプライヤーだったりと紆余曲折しなが
らの歩みであった。

第2期は、1968年の休止から15年という長い月日
が過ぎていた。



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◇1988年◇
マクラーレン
いよいよ、F1最強と呼ばれるタッグの登場だ。

マクラーレンそしてプロスト、セナ全てがホンダの基に集結したのだ。

なぜ?それは、勝つ!ただそれだけだ。

この年は、F1界にとって空白の年ではないだろうか。

マクラーレン・ホンダが誕生した年。
F1が開催されたのだろうか?

MP4/4のデモンストレーション走行をしただけの年。
そう思える年でした。

ドライバーは、アラン・プロストとアイルトン・セナ。

正に、Wエース(A)が16戦中15勝という快挙を成し遂げたのだ。

77年に登場した1.5Lターボエンジンは80年代末にその頂点に達し、1400馬力を超える恐るべきパワーを発生させていた。

89年からの3.5リッターNA化を発表。

ターボ最終年となった88年はブースト圧は2.5バール、それまで195リットルだった燃料制限も150リットルにまで引き下げられた。

ターボは空気を無理矢理圧縮して燃焼させるため、パワーは上がるものの消費燃料も多い。

45リットルもの削減はターボエンジンに引導を渡したのと同じことだった。

Hondaは研究開発の進んでいた低燃費ハイパフォーマンス技術を駆使し、不可能と言われたターボ締め出しレギュレーションを味方に引き入れ、競走相手のいないスーパーエンジンで圧倒したのだ。

RA168Eエンジンはクランクシャフトセンター位置を28ミリも下げた。

これに応えてマクラーレンはワイズマンシステムをベースにした3軸ギアボックスを投入し、車体の重心を一気に下げることができた。

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◇MP4/4◇


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◇特 徴◇
・低床低重心

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◇スペック◇
☆シャーシ
型番 MP4/4
デザイナー スティーブ・ニコルズ
全長×全高 未発表
ホイールベース 2875mm
トレッド(前/後) 1824mm/1670mm
サスペンション(前) ダブルウィッシュボ-ン+
プルロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボ-ン+
プッシュロッド
ダンパー ショーワ製
タイヤ(前) 11.75インチ(ホイールリム)
13インチ
タイヤ(後) 16.3インチ(ホイールリム)
13インチ
トランスミッション マクラーレン製6速
車両重量 540kg

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☆エンジン
エンジン名 RA168E
形式 水冷80度V6 DOHC24バルブ+ツインターボ
総排気量 1494cc
最高出力 685ps/12300rpm
燃料供給方式 PGM-FI 2インジェクター
スロットル形式 2連バタフライ式スロットルバルブ
点火装置方式 CDI
過給機 ターボチャージャー×2基
重量 146kg

◇戦  績◇
GP参戦数 16回
GP優勝 15回
ドライバー
(ランキング)
アラン・プロスト(2)
アイルトン・セナ(1)
コンストラーズ 1位




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◇1988年◇
ロータス
マクラーレンから比べると、異様に分厚くボッテリしている。
それだけ、マクラーレンが薄いのだが。

100Tの100はロータスのレース用プロダクトの通し番号でF1マシン以外も含まれている。Tはターボ。

鈴鹿のレースウィークに中嶋は母親の逝去という悲しみを胸にしまって戦っていた。

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◇100T◇


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◇特 徴◇
・アクティブサスペンションを不採用

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◇スペック◇
☆シャーシ
型番 100T
車体構造 カーボンファイバーモノコック
全長×全高 未発表
ホイールベース 2775mm
トレッド(前/後) 1800/1650mm
サスペンション(前) ダブルウィッシュボ-ン+
インボードスプリング
サスペンション(後) ダブルウィッシュボ-ン+
インボードスプリング
タイヤ(前) 11.5インチ(ホイールリム)
13インチ
タイヤ(後) 16.3インチ(ホイールリム)
13インチ
トランスミッション ヒューランド縦置き6MT
燃料タンク 150L
車両重量 540kg

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☆エンジン
エンジン名 RA168E
形式 水冷80度V6 DOHC24バルブ+ツインターボ
総排気量 1494cc
ボア×ストローク 79.0mm×50.8mm
圧縮比 9.6:1
最高出力 685ps/12300rpm
燃料供給方式 PGM-FI 2インジェクター
点火装置方式 CDI
過給機 IHI製ターボチャージャー×2基
潤滑方式 ドライサンプ

◇戦  績◇
GP参戦数 16回
GP優勝 0回
ドライバー
(ランキング)
ネルソン・ピケ(6)
中島悟(16)
コンストラーズ 4位






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◇マクラーレン F1GP全戦歴
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